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相続税申告の流れと期限

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相続が発生すると相続税申告を行う必要がありますが、相続税の申告の流れや期限はどのようなものがあるのでしょうか。解説していきます。

 

〇相続税申告の流れ
相続税申告の流れは「財産目録の作成」「遺産分割協議」「相続税申告」となります。

 

・財産目録の作成
まずは財産目録の作成を行います。この財産目録は、被相続人がどのような財産を所有していたかということをまとめた書類になります。この財産目録をもとに誰が何を相続していくかを遺産分割協議で協議します。

 

・遺産分割協議
次に遺産分割協議を行います。この段階では、遺言書がある場合には割愛されることもありますが、遺言書がない場合には財産を誰が相続するかを決めなければ相続税の申告、納税を行うことができません。場合によっては弁護士も含めて協議を行うことになるため、一番時間がかかるものになることもあります。

 

・相続税申告
遺産分割協議にて決まった分割割合にのっとって相続税申告を行います。この相続税申告書を作成して、納税を行うまでが「相続開始から10か月」となります。

 

最初の4か月は相続放棄の手続きや被相続人の準確定申告で作業が非常に多くなり、遺産分割協議にまで手が回らないことも多くあります。余裕をもって税理士にも相談の上、相続税の申告の手続きを行っていきましょう。

 

前田公認会計士事務所では東京23区、多摩エリアを中心に、年末調整、確定申告、相続税などに関する税務相談を承っております。相続税申告に関してお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までお問い合わせください。